どうも。
先日お店紹介した子が、3月結構稼げてたみたいで地味に喜んでいる毒舌スカウトマンです…。
やっぱり、女の子から「稼げた」っていう報告を聞いてるのが一番嬉しいな…。
この仕事をやっていてよかったって思えるぜ…
綺麗ごとを言うようだけれども、やっぱり女の子が稼げないと意味がないからな…。
ただ、この仕事をしていると中にはこう、「何をしても稼げない感じの子」が出てくることもあるんだよな…
というか、半分ぐらいは「何をしても稼げない子」の傾向にある気がする。
で「なんでかなぁ?」と思って考えてたんだけれど、結局答えは一つしかなかった。
簡単にいうと、「楽して稼ぎたい」系の子は稼げない子になる確率が高いみたいだ。
「わたしいー、水商売でえー、楽してかせいでえー
25くらいには王子様つかまえてー、
あーでもおやじの相手はしないよお?
だって気持ち悪いじゃん!!!」
みたいな…
まあ、極端だけどな。
前に「体入荒らし」の記事でも書いたけれど、
「楽に稼ぎたい」というモチベーションで夜の仕事を始める人は、結局なかなか稼げない傾向はあるな…
なんだろうな、「ナイトワークは楽して稼げる」みたいに思ってこの業界に入ってくると、
「実はそうでもない」ってのが次の瞬間、現実として現れるんだよ。
基本的な話なんだけどな・・・、勘違いしないでほしいんだよ。
風俗だってキャバクラだって、お客の財布が開いて初めて、お金になるんだからね…。
ナイトワークという扉を開いた瞬間に、天から札束が降ってくるようなイメージをもつ人もいるかもしれないけれど…そんなことはないからね。
で、「ナイトワーク簡単には稼げない」、そういうことということがわかった時、
稼げない子はさらに、その理由は「お店」にあるのか、それとも「そんなお店を紹介するスカウトが悪い」のか、考えるらしい。
まあ実際、稼げない理由はお店にあるかもしれないし、
スカウトが悪いのかもしれないし、わからない。
こればっかりはいろんな要因があるだろうと思う。
実際に、お店が悪い場合もスカウトが悪い場合もあるだろうからなあ…。
だけど、個人的には、「楽して稼ぎたい」この思いって、気持ちはわかるけど、ある種禁句に近い言葉のような気がする。
だって・・・
楽じゃないもん。
やっぱりこの仕事ってさ、「女」を売りにする仕事だけれども、
仮にも接客業なんだよな…
接客業ってのは、書いて字のごとく「お客と接する業」ってことなんだけれども、
そもそも、人と接するってそんなに楽なことじゃないと思うんだよ。
たとえばさ、立場を自分に置き換えて話してみてほしいんだけどさ、
あなたがたとえば、近所の携帯ショップに行ったとするだろ。
この時に、接客してくれた相手が、
「いや~私、楽して稼ぎたくてdocomoショップに居てるんですよ^^」
とか言ったら微妙に腹が立つのではないだろうか。
携帯ショップだとわかりづらいか。
じゃあ、ディズニーランドってことにしてみよう。
あなたがディズニーランドに行ってみたとして、「あっ!ミッ〇ー!」と思ってさ、
ミッ〇ーと写真撮りたいなーと思ったとするよ。
その時にミッ〇ーがさ、「あっしですか?いや~楽して稼ぎたくてミッ〇ーやってますわ」みたいなこと言ったら、まあもう完全に興ざめだと思うんだよ。
いや、ミッ〇ーはそんなこと言わないけどな・・・。
まあ・・・ナイトワークも、ある程度これに似たようなところがあって。
お客さんってさ、基本的にめちゃめちゃ高いお金払ってお店に来るわけさ。
どのくらい高いかっていうと、ラーメンなら10杯くらい余裕で食えるくらいのお金払って、お店に来るわけだよね。
その時に「キャスト」として会うのがあなたなわけだよね。
この時にさ、「楽して稼ぎたい感じが見え見えの子」ってお客としてはものすごくテンション下がるのよね…結構そういうのって相手にも伝わるしね。
楽して稼ぎたい気持ちはわかるけど、
お客としては、こう、なんだろうな、「女の子が自分のために一生懸命になっている姿」を見たくてお店に来るって部分もあるわけで、
そのあたり、手を抜かれると結構興ざめなのよ。
あなたたちにとって、ナイトワークってある種、「最後の砦」みたいになっているのは、気持ちはわかるんだよ。
お金が必要、生活のためにお金が欲しい。
だからもう、プライドも捨てて、何もかも捨てて、ナイトワークをやるんだよな?
だったらさ、覚悟決めようぜ。
稼げる稼げないの違いは、覚悟にある?
なんでだろうな…。
個人的には、
稼げる稼げない子の違いって、やっぱり「覚悟」の違いかなぁ…と思う部分はある。
「覚悟ができてない子」って、何か悪いことや嫌なことがあった時に、
すぐにそれを他人のせいにする傾向がある。
典型的なのは、「店が悪い、スカウトが悪い、客が悪い」、と、だいたいこんな感じ・・・。
たとえば
「お店で嫌な客に当たった」
とするよな。
この時に、
「こんな客つけてくる店、サイテー」
って思う子は、あんまり伸びない傾向にある気がする。
逆に、
「こんなお客も来たけど…今日もなんとかがんばれた…」
と思える子は伸びる傾向があるような気がする。
前者と後者って、ある種紙一重なんだけどさ、
「こんな客つけてくる店、サイテー」
って思う奴は、もう少し考え方を「接客業向き」にシフトする必要があるかもな…。
接客業って、読んで字のごとく、「お客と接客する業」なんだから、
まあそらいろんなお客がいると思うんだよ…。
まあ、そういうのもひっくるめて、接客業と思いなおす…とかな…。
お店に対して、良い客だけつけてくれみたいな感じの子って、
お店からすれば「あんまり大切に扱いたくない子」になっても仕方ないんじゃないかな…。
「こんな客つけてくる店、サイテー」
こういうことがあった後にさ、また二つに分かれると思うんだよ。
一つは、「こういうお客しか相手にできない自分に理由がある」って思うのか、
「やっぱりこれは、店が仕事できないからだ」って思うのか。
これもさ、はっきり言うけど、前者の考えの子のほうが伸びるんだよな。
店が仕事できないから変な客をつける、と思う子は、
たぶんどこのお店に行っても「変な客」にやられるような気がするんだよな…。
実際、同じお店を紹介しても、
きっちり売上を取る子と、そうでない子って割と明確に別れる印象があるから、
やっぱりなんていうんだろう、稼げる稼げないは、その子にも、一定の理由はあるのかな、、と内心思う次第である。
そもそもさ、夜の店って、基本的に女の子から相手にされないような男性が来るような場所なんだから、そもそも客に期待しすぎるなよ・・・という話でもある…。
特に最近はナイトワーク業界も競争が激しい。
そんな中で「楽して稼ぎたい」という子と、「覚悟を決めて、しっかり稼げるようにがんばる」という感じとだと、得られる結果は全然違うよー、という話であった。
そして特に、最近は、女性の社会進出と、長引く不況の影響で、ナイトワーク業界もかなり競争が激しい印象があるな…
だから、この激しい競争を勝ち抜いていかないと、「稼げる」って世界は訪れないんだと思うんだよ。
まあ、耳が痛い話だよな。
ただし、悪質なお店もあるので、注意。
このエントリーでは一応さ、自戒を含めてさ、
「楽して稼ぎたいって思いはだめよー」的なことを書いたけれども、
ただ中には悪質なお店もあるみたいなので、そこは気をつける必要がある。
なんでもかんでも、「自分の責任かな…?」と思い込みすぎるのもよくないケースもあるからな…。
まれに、悪質なお店で、待遇が非常に悪いのに気がつかずに仕事を続けてしまっているケースもあるから、そこは注意する必要はある。
ちょっとそのあたりは次回あたりに書く。
この記事を読んで、自分のこと!?と思った方へ
ああ、そうだよ、あんたのことだ。って、冗談だ。
大丈夫、本当に楽して稼ぎたいとか思ってる人は、こんな記事、こんなところまでしっかり読まないから…。
そういう子はたぶん「楽して稼ぐ」とかで検索して1番上のサイトの求人に申し込んでるだろうから、このページとは縁がない。
まあでもな・・・「楽して稼ぎたい」って、ある種本能レベルの欲求だから、それを一切排除しようっていうのは難しいだろうと思う。
毒舌スカウトマンだって、楽して稼ぎたいと思って、仕事の手が止まってしまうことはよくある。
重要なのは、「楽して稼ぎたい」そういう欲求は誰しもの中にあることを認識した上で、努力を続けるってことだろうな…。
まあ、人それぞれ目標があるだろうから、その上でがんばったらいいと思うな…。